「teraterm コマンド一覧」で検索している人へ
アクセス解析を見ていると検索エンジンにて「teraterm コマンド一覧」で検索している人が一定数いるようです。このワードで検索している人は、インフラ・ネットワークエンジニアや、そうでなくてもサーバ・ネットワーク機器を扱っている人が多いと思います。
ここでお伝えしたいのは、Tera Term にコマンドは存在しないということです。Tera Term とはサーバやネットワーク機器の CLI にログインして操作するためのターミナルソフトであり、Tera Term 上で実行するコマンドは Tera Term の機能に含まれるものではなく、接続先の機器が持つコマンドです。
このため、「teraterm コマンド一覧」で検索しても求めている情報を得ることができません。
接続先機器を確認してからコマンドを検索しよう
Tera Term で接続する先の機器が何なのかを確認してからコマンド検索をすることをお勧めします。
例えば接続先が Linux サーバなのであれば、まず OS が Red Hat なのか、CentOS なのか Ubuntu なのか、接続先の OS を特定してください。その上で「Red Hat コマンド」や「Ubuntu コマンド」など対象を正確にして検索してください。
- redhat コマンド
- centos コマンド
- ubuntu コマンド
また接続先がネットワーク機器なのであれば、機器メーカが何なのか、スイッチ/ルータ/ファイアウォールどれなのか、型番は何なのか、を明確にしてください。特にメーカによってコマンドは大きく異なるため、最低限メーカははっきりさせてください。
- cisco ルータ コマンド
- cisco スイッチ コマンド
- cisco ファイアウォール コマンド
- fortigate コマンド
- paloalto コマンド
- nec ルータ コマンド
- yamaha ルータ コマンド
「Tera Term コマンド」として情報掲載しているサイトについて
「Tera Term のコマンド」としてコマンド一覧やおすすめコマンドを掲載しているサイトがあります。これらのサイトでは接続先が何なのかが記載されていませんが、掲載されているコマンドを見るとほとんどが Linux サーバで使用するコマンドになっています。
このようなサイトで紹介されているコマンドを見て、接続先機器が何であれ Tera Term で使用できるコマンドであると受け取らないようにしてください。接続先機器が明確に記載されていないページの情報を信用しないことをお勧めします。
まとめ
- Tera Term はネットワーク機器の CLI に接続するためのターミナルソフトであり、Tera Term がコマンドを持っているのではなく接続先機器がコマンドを持っている
- 接続先機器を特定した上でコマンドを検索しよう
- 「Tera Term コマンド」としてコマンドを紹介しているサイトについては信用しないようにしよう
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